夫のことを、「どんな職場に行っても活躍できそうだな」と本気で思っていて、本人にも何度か伝えたことがある。
けれど、夫自身は「なにもできないよ」と言う。
「全然自分をわかってない!」と、びっくりする。
そして、それ以上に憤慨してしまう。
「そんなにすごいのに?!」と。笑
じゃあ、もし私が転職するとしたら、「あなたの強みは?」と聞かれたらどうだろう。
夫のように発想力があるわけでもない。
教えるのが上手なわけでもない。
資格もない。
「ない」と答えるのは簡単だけれど、考えてみた。
「たいていの人と、うまくやれる」
「人のいいところを見つけるのが得意」
「働くことが好き」
何度も書いているけれど、私は基本的に、社内の人たちや取引先の人たちに、きらいな人がほぼいない。
むしろ、「あの人のこんなところがすごい」を見つけるのが、得意なんじゃないかと思っている。
リスペクトできる部分があると、人はその人をきらいにはなりにくい。
(好きになるとは違う。)
唯一、「きらい」と言ってもいい上司がいるけれど、その人にもリスペクトできる部分がある。
だから、私にとって大きなストレスにはならずにいる。
これって、働く上ではかなり重要なスキルだと思う。
受け入れる側としても、どんなに素晴らしい資格を持っていても、ずっと誰かにイライラしているような人と一緒に働くのって、いやじゃない?笑
働く側としても、どんなにやりがいのある仕事でも、きらいな人がいたら、少なからずやる気は削がれそう。
知識量、視野の広さ、発想力、謙虚さ。
穏やかさ、言葉遣い、えらぶらない態度。
社内外に、憧れる人がたくさんいるからこそ、今の私がいる。
そして、これから目指すべき私も見えてくる。
私は絶対、周りの人のおかげで成長してきた。
そして、それを周りにお裾分けしながら歩いてきたんだと思う。
私は、すごいと思ったことを口に出す。
褒められて、いやな気持ちになる人は少ない。
私が入社した頃と比べて、事務所内の空気は絶対に変わった。
これは断言できる。
これが、私なりのお裾分け。
そして私は、知らないことを知ることが楽しい。
いろいろな仕事を振られるのも楽しい。
「のびしろだ」と思いながら、とりあえずトライしてみる。
自分で空気をよくして、仕事をどんどん楽しむ。
そう考えると、これらは絶対に私の強みだと思う。
なんなら、ありふれた資格より強いかもしれない。
夫のいいところも、周りの人のいいところも、私はたくさん見つけられるのに、自分のことになると「ない」って答えそうになった。
でも、考えてみたらちゃんとあった。
だから私だけじゃない。
「私には何もない」と思っている人も、考えてみたら、絶対にある。
