子どもがおもちゃを組み合わせて、素敵なものを作っていた。
朝、私が出勤したあとに作っていたらしい。
子どもの発想力は無限で、まっすぐで、心からすごいと思った。
「すごいねぇ!」と本気で感心してしまった。
でも。
一緒に遊びたいかというと、別。
特にその日、私は夜ごはん前でお腹が空いていたし、その前に車の中で子どもに付き合って、一緒にナビのマップを見ていたから。
(子どもはマップで、渋滞や川を見るのにハマっている)
でも、子どもは自分が作ったもので一緒に遊びたくて、怒って泣いて、暴言を吐いたりしていた。
そして最終的に、不貞腐れて寝室に行って寝た。驚
夫も帰ってきて、夜ごはん前に起こしたけれど、最初は寝る前の気持ちのまま不機嫌。
私も心底イライラした。
不貞腐れた顔のまま、「ママの椅子でごはん食べる」と言うので、「じゃあママは立ったまま食べるね」と言って、本当に立ったまま食べ始めた。
すると、自分の椅子に移動しながら「ママは自分の椅子で食べて」と、いつもの優しい子どもに戻った。
みんなで、いつものように夜ごはんを食べた。
子どもが寝たあと、夫から、「異動になりそう」と言われた。
その話は前から出ていて、初めて聞いたときから、帰りが遅くなることがすごく嫌だったけれど、「お給料が上がるから」と、私自身を納得させていた。
ただ、その日は夫が帰ってくるまでにイライラすることが起きていたせいで、異動の話を聞かされて、心底嫌になった。
異動したら、夫は子どもが寝たあとに帰ってくる。
私がやることの負担が大きくなる。
今日みたいなことが起きたときに、私はどうなるのか…
でも、異動は現実だし、夫のせいでもない。(むしろ多分いいこと)
とりあえず、「上長と力を合わせて、早く帰って来られるように頑張って!」と伝えつつ、「なんでこんなに悶々するんだろうなー」と思いながら、早めに寝た。
次の日。
悶々する理由がわかった。
(例によって、気持ちを書き出した。)
出産後、夫の帰宅は遅くて、1日中ワンオペだった。
出産後に仕事復帰をしたときも、夫の帰りは遅かった。
これは結婚前からだったから、当たり前だと思っていた。
そのうち、子どもが少しずつ大きくなって、子ども自身でできることが増えてきた。
自分でパジャマを着たり。
オムツが外れて、1人でトイレに行けたり。
「ごはんを作るから遊んで待っててね」がわかるようになったり。
片付けができるようになったり。
そういった、少しずつのこと。
そう。
私は子どもに助けられてきた。
夫が異動になって今の勤務になってからは、家族で夜ごはんを食べるのが当たり前になった。
家事も2人で同時進行にできるし、やっぱり楽しい。
けれど、振り返ってみて、「そういえば、前は子どもと2人で食べてたんだなー」と思い出せた。
赤ちゃんで、何もできなかった子どもと2人だった夜。
つい一緒に寝てしまった夜。
なんで泣いているのかわからなくて、叫びたくなった夜。
ハイハイをして、オムツを替えるのも大変だった夜。
もっと遊びたくて、なかなか寝なかった夜。
時計が読めなかった頃、なかなか暗くならない夏の夜、外で遊ぶ子どもを部屋に入れるのに苦労した夜。
それでも、今までやってこられた。
夫の帰宅が遅くなるかもしれない。
今までより大変になるかもしれない。
不安になるのも当然。
でも。
いろんな形がある。
なんだ。
どうにかなるわ、私。
