~学生時代編②~
1月末に実家に戻ってきた私。
4月の入学式までは、たぶん暇になるだろうと予測した母が、 知り合いが経営しているコンビニのバイトを勝手に決めていた。
髪は相変わらず、エクステ&金髪。
でも、バイトのために(しかも自ら志願したわけでもないバイトのために)髪を暗くするなんて絶対にイヤだったから、そのまま出勤スタート。
地元のコンビニだから、友達や先輩がバンバン来る。
久しぶりの再会もおもしろかったけど、 相手によっては…他人のふりして接客。笑
あと、妹の友達に「〇〇!久しぶりー!」って何度か間違えられたり。 (私たち、けっこう似てるって言われてた)
毎日来る常連さんや、ずーっと立ち読みしてる人。
なかにはレシートの裏に連絡先を書いて渡してくる人もいたりして。
見た目で判断されたくない気持ちが強かったから、 「接客は明るく丁寧に!」って自分の中でルールを決めてた。 (これは、金髪でバイトする条件みたいな気持ちで)
品出しをしていると、見たことのないお菓子がいっぱいあって、困った。
もう全部食べたくなっちゃうから。
苦手だったのは、声かけ。
「今、中華まんが〇〇円でお得ですが、いかがですか?」みたいなやつ。
なんか営業っぽいし、断られるのがイヤだったんだよね。
でも、今の私だったら逆にめっちゃ声かけるかも。
むしろ「買ってー!」って気持ちが出過ぎて、うざがられるかもしれない。笑
レジの操作で、「男性/女性」「年代」を選ぶボタンがあるって知ったときは、 「なるほどー!」って思った。
時間帯ごとに、どんな人がどんな商品を買ってるかって、 こうやってデータ取ってるんだな〜ってちょっと感動した。
そうそう、人生初の“ちくわぶ”との出会いもこのバイト中だった。
それまでコンビニのおでんって食べたことなかったんだけど、 作ってたらめちゃくちゃ食べたくなって、ある日ついに買ってみた。
ちくわぶが予想以上においしくて、それ以来ちくわぶ大好き!
そんな感じで、 「見た目が派手でも、ちゃんと接客できる自分でいたい」っていう、自分なりのモットーをやりきって、「接客って、やっぱり楽しい!」って思えたコンビニバイトでした。