有給消化中に29歳になった私は、独身(それどころか彼氏なし)で、子どももいなくて実家暮らしだったから、毎日ごろごろ過ごしてた。
「この先ずっと働くなら、老若男女を相手にするサービス業はやめておこう。事務の仕事がいいな」「土日休み、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始の休みがあるところがいい!」「あと、ネイルOKなところ!」「どうせならボーナスも欲しい」
なんて、転職先に求める条件を考えながら。
接客業が好きだった。
学生時代のバイトもサービス業、就職したのもサービス業、そのあとのバイトもサービス業。
シフト制だったから、2〜3日勤務して休み、がスタンダード。
むしろ「週5日も連続で働くなんて体力がもたない」って思ってた。
だけど、どうせ転職するなら、ゆっくりしたい。
みんなが休んでいるときに休みたい!
私の記憶では、今みたく、スマホがメジャーではなくて、ネットではうまく求人情報を探せなかった。
時間はたっぷりあったから、ハローワークに行って、ハローワークのパソコンで検索。
対面で相談したのは、ほんの数回だった気がする。
今の転職活動はスマホでたくさんの情報を得られるので、私なら検索魔になってしまいそうです。笑
人と接する仕事が、心から好きでした。
そういう気持ちが伝わっていたのかもしれません、お客様にもよくしてもらうことが多かったです。
ただ、全力すぎて、疲れることも、イライラすることも多かったので、この先ずっと働くなら、接客業ではないほうがいいと考えていました。
事務なら、疲れない、イライラしないとなぜか決め込んでいましたが、そんなことないですよね。
今からわかります。笑
疲れるし、イライラもします。