止まらない反抗期。それでも家族は味方だった【引き寄せの法則③】

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引き寄せの法則って?→①はこちら
学校を好きではなかった私と、学校大好きだった夫の話はこちら②

反抗期の私は、とにかく父と喧嘩をして、妹には当たり散らしていた。 

父に対しては「食べ方がきらい」とか、今思えばどうでもいい理由ばかりだったけれど、とにかくイライラしていた。 

妹に関しては、何もかもが気に入らなかった。 

私が“お姉ちゃん”で、妹が“妹”ということ自体が、もう気に入らなかった。 

怒鳴って泣いて、ヒステリーだった。 

妹の物を次々ゴミ箱へ捨てたり、引き出しから物を全部出してぶちまけたり…。 

今振り返ると、本当に怖い姉だったと思う。 

ちなみに私は小学生の頃、母(もしかしたら父にも)から「お姉ちゃん」って呼ばれていた。 

ある日それが急にイヤになって、「私のことを“お姉ちゃん”って呼ぶなら、〇〇(妹)のことも“妹”って呼んでよ!」とブチ切れたことがあった。 

それ以来ずっと、名前で呼ばれているけれど、我ながら、なかなか的を得たこと言ってたな〜って、いまだに思ってる。笑 

母に怒られた記憶はあまりない。 

「勉強しなさい」って言われた覚えもない。 

父は厳しかった印象があるけれど、今思えば、私が一方的に怒っていただけかもしれない。 

それなのに、反抗期だった頃も毎日家族そろって朝ごはん・夜ごはんを食べていた。 

平和な家庭に、ひとり不機嫌な娘が混ざっていた感じ。 

結構な長さだった、私の反抗期。 

中学の途中から高校卒業まで。 

(もし一人暮らしをしなかったら、きっと専門時代も続いてたと思う) 

そして、一人暮らしを終えて家に戻ったとき。 

家族は、何ごともなかったかのように私を迎えてくれた。 

そのことに驚いたし、心から感謝した。 

家族ってすごい。家族って、やさしい。 

もし立場が逆で、妹が同じことをして戻ってきたら、私はきっと、ねちねち言ってただろうな。 

それくらい当時の私は、本当に性格が悪かったと思う。 

(今も決して良いとは言えないけれど。) 

まわりを見ては人と比べて、羨ましがって、妬んでいた。 

自分が“上”にいないと不満だった。(勝てない相手には最初からひがまない) 

昔の写真を見ると、そのこじらせた感じが顔に出ていて、ちょっと引く。 

そんな私でも、友達はいたし、彼氏もいた。 

家族はずっとあたたかかったし、私が勝手にイライラしていただけ。 

今思えば、十分に幸せだった。 

でも不満だった。THE・反抗期。 

今と大きく違うのはそこだと思う。

私は今「幸せだ」と実感できている。 

そして、「これからもっと幸せになれる」って疑ってもいない。 

ちなみに。今は、両親はもちろん、妹家族とも仲良し。 

反抗期のことを、妹は笑いながら話してくれる。 

できた妹だ。 

(その話を聞いて、夫は引いてた。笑) 

…すみません。まだ、続きます。 

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