引き寄せの法則って?→①はこちら
学校を好きではなかった私と、学校大好きだった夫の話はこちら②
反抗期の私は、とにかく父と喧嘩をして、妹には当たり散らしていた。
父に対しては「食べ方がきらい」とか、今思えばどうでもいい理由ばかりだったけれど、とにかくイライラしていた。
妹に関しては、何もかもが気に入らなかった。
私が“お姉ちゃん”で、妹が“妹”ということ自体が、もう気に入らなかった。
怒鳴って泣いて、ヒステリーだった。
妹の物を次々ゴミ箱へ捨てたり、引き出しから物を全部出してぶちまけたり…。
今振り返ると、本当に怖い姉だったと思う。
ちなみに私は小学生の頃、母(もしかしたら父にも)から「お姉ちゃん」って呼ばれていた。
ある日それが急にイヤになって、「私のことを“お姉ちゃん”って呼ぶなら、〇〇(妹)のことも“妹”って呼んでよ!」とブチ切れたことがあった。
それ以来ずっと、名前で呼ばれているけれど、我ながら、なかなか的を得たこと言ってたな〜って、いまだに思ってる。笑
母に怒られた記憶はあまりない。
「勉強しなさい」って言われた覚えもない。
父は厳しかった印象があるけれど、今思えば、私が一方的に怒っていただけかもしれない。
それなのに、反抗期だった頃も毎日家族そろって朝ごはん・夜ごはんを食べていた。
平和な家庭に、ひとり不機嫌な娘が混ざっていた感じ。
結構な長さだった、私の反抗期。
中学の途中から高校卒業まで。
(もし一人暮らしをしなかったら、きっと専門時代も続いてたと思う)
そして、一人暮らしを終えて家に戻ったとき。
家族は、何ごともなかったかのように私を迎えてくれた。
そのことに驚いたし、心から感謝した。
家族ってすごい。家族って、やさしい。
もし立場が逆で、妹が同じことをして戻ってきたら、私はきっと、ねちねち言ってただろうな。
それくらい当時の私は、本当に性格が悪かったと思う。
(今も決して良いとは言えないけれど。)
まわりを見ては人と比べて、羨ましがって、妬んでいた。
自分が“上”にいないと不満だった。(勝てない相手には最初からひがまない)
昔の写真を見ると、そのこじらせた感じが顔に出ていて、ちょっと引く。
そんな私でも、友達はいたし、彼氏もいた。
家族はずっとあたたかかったし、私が勝手にイライラしていただけ。
今思えば、十分に幸せだった。
でも不満だった。THE・反抗期。
今と大きく違うのはそこだと思う。
私は今「幸せだ」と実感できている。
そして、「これからもっと幸せになれる」って疑ってもいない。
ちなみに。今は、両親はもちろん、妹家族とも仲良し。
反抗期のことを、妹は笑いながら話してくれる。
できた妹だ。
(その話を聞いて、夫は引いてた。笑)
…すみません。まだ、続きます。