緊張と気まずさの初バイト【焼肉屋編】 

アルバイト

〜高校生編〜 

初めてのバイトは、高校生のとき。 

でも、通っていた学校はバイト禁止。

だからこっそり、バレないように「個人経営のお店」で探すことにした。 

ネットなんて今ほど使えなかった時代(あったのかもしれないけど、まだピッチとかi modeとか、そんな頃)。 

だから自転車に乗って、ひとりで街をぐるぐるしながら「どこかないかな~」って探してた。 

見つけたのは、家から自転車で30〜40分くらいのところにある焼き肉屋さん。 

オーナー夫婦と、私のほかにアルバイトが2人いる小さなお店だった。 

その2人はもう慣れてる感じで、仕事もテキパキ。 

でもね…オーナー夫婦の対応が、その2人と私でぜんっぜん違って。 

なんだか居心地が悪くて、「あれ、私だけ浮いてる…?」って感じたのをよく覚えてる。 

(今思えば、それは緊張してた自分の思い込みだったかもしれないし、親しさの差があるのは当然なんだよね) 

そんなガチガチに緊張してたある日、驚きの事実を知る。 

なんと、私以外の2人が近々辞めるらしい。 

…え? 私ひとり? 

オーナー夫婦と3人きりのシフト? それは絶対ムリ! 

そう思って、2週間くらいでこっそり辞めさせてもらいました。 

初バイト、ちょっと苦くて、でもちゃんと覚えてる。 

タイトルとURLをコピーしました