28歳、アルバイト。正社員への道④

あとは何を聞かれたのか覚えていないくらいだから、難しいことは聞かれなかったんだと思う。

面接のあと、何日、何週間、待ったのかももう覚えていないけれど、しばらくして電話がかかってきて採用が決まった。

覚えているのは、書類を書きに来て欲しいと指定された日が、大好きなあゆのライブだったこと。

当時は上下つけまつげのがっつりメイクだったから、転職活動用の、めちゃくちゃ薄〜いメイクで書類を書きに行って、急いで帰ってライブ用のメイクに変えたこと。

「○○日から来られますか?」の質問に「その日は高尾山に行く予定なので、次週からがいいです」と答えたこと。

面接官、笑ってた。

そして

入社してから知ったのは、面接官は社長だったこと。

履歴書選考の時点で、一度落とされていたということ。

面接の予定を組んでいて、あと1人くらい面接できそうということで「字がうまいから、この人でいいか」で選ばれたらしい。

小学1年生〜高校3年生までやっていた書道が、功を奏した!

入社後、社長から「履歴書の写真が、口角は上がっているのに目は笑っていなくて怖かったよ」と言われました。

履歴書の写真って、笑わなくていいのか!とそのとき初めて知りました。

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