上司にイラッ、先輩にモヤッ。でも仕事は、なんだかんだで好きだった【振り返り②】

仕事

いろんな人がいた。 

そして、その一人ひとりにちゃんと自分が向き合っていたなあ、と思う。 

◆早口すぎて、指示が聞き取れない上司 

「〇△※◇しておいて!」と、1.5倍速で話してくる上司。 

聞き取れなくて「すみません、もう一度お願いします」と聞き返すと、すごーくイヤな顔をされて、大きなため息。 

そして「もういい」と突き放される。 

昔の私は【上司だし】【仕事だから】と、必死に聞き返していたけれど、あるとき切り替えた。 

「もういい」と言われたら、「わかりました〜」とそのまま受け取る。 

そのあと困るのは上司のほうで、結果的に他の人に頼んだり、ゆっくり話してくれるようになった。 

こっちが無理してがんばらなくても、なんとかなることもある。ナイス自分。 

◆電話で「うんうん」相槌を打つ、丁寧な先輩 

めちゃくちゃ優しくて丁寧な先輩。 

でも電話での相槌が「うんうん」。 

取引先との会話でも「うんうん」。それがどうにも気になってしまって、プチストレス。 

もちろん、気にならない人もいるんだろうけど、私はどうしても耳がそっちに向いてしまう。 

一度、お客さまから「『うんうん』は変でしょ」と注意されていたのを見たことがあって、 その先輩は、何が変なのか分からずにぽかんとしていたのが印象的だった。

ただ、やっぱり私の感覚は間違っていなかったよな、とわかって、少しすっきりした。

忙しいアピールがすごい上司(実際忙しい) 

忙しいのはわかる。でも、毎回「俺こんなに忙しいんだよ〜!」アピールがすごくて疲れる。 

あるとき、「他の人にお願いできることもあるのでは?」とやんわり言ってみた。 

そしたら「他の人は信用できない。ミスされるくらいなら自分でやる」と怒り口調で返された。 

その「信用できない」の一言に、カチン。 

私も我慢が限界だったのか、「普段思っていたこと」をまとめて伝えた。 

それからも相変わらず忙しいアピールは続いているけれど、私は「言ってやった」スッキリ感があって、そんなに気にならなくなった。 

「先輩だから我慢して」と、後輩の希望ばかり通す店長 

これはもう、当時は本当に腹が立っていた。 

私と後輩はどちらもフルタイム勤務で、基本的にどちらも土日は休めない。 

でも、希望休がかぶると、なぜかいつも後輩優先。 

理由は「あなたは先輩だから我慢して」。 

週末に友達と飲みに行きたい金曜日の夜。 

その希望が通らないのが続いて、くやしくて泣いたこともあった。 

強引に休みをもらったこともあった。 

今振り返れば、「なんで私だけ…」って意地になっていた部分もあったのかもしれない。 

こうやって振り返って思うことは、時間って、すごい。 

あんなに怒ったり、悔しかったことも、ちゃんと風化していく。 

「もうどうでもいいかも」って思えるようになる日がくる。 

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